筋肉の働きを抑制するボトックス注射と美容

ふくらはぎのダイエット

痩せたいという思いは切実です。ダイエットのために様々な方法を取っている人も多いでしょう。
一般的なのは、摂取カロリーを減らすための食事制限、そして消費カロリーを増やすための運動でしょう。
しかし、意識的に日常生活の中に運動を取り入れることが、却ってダイエットの阻害になってしまう場合があるのです。これは、特に女性に顕著な問題であるといえるでしょう。

女性のダイエットでは、筋肉をつけることなく脂肪を落とすことを目的とする場合が多いです。
しかし、運動をすることによって脂肪が燃焼されると共に筋肉が形成されていくため、過剰な運動は脂肪と筋肉を置き換えるだけになってしまうのです。
特に、ふくらはぎは筋肉がつきやすく、筋肉がつくと太くがっしりとした足になってしまうため、女性にとっては困りものです。
ジョギングやサイクリングなど、ダイエットに効果的な方法では必ずこのふくらはぎが鍛えられてしまうため、筋肉をつけずに脂肪を落とすためにはダイエットの方法を選ぶことが重要になります。

ボトックスを注射することで、このふくらはぎの筋肉を集中的に痩せさせることができます。
ボトックスには筋肉の働きを抑制し、萎縮させる効果があるため、ふくらはぎに注射することで筋肉が鍛えられるのを防ぐことができるのです。
筋肉が萎縮した分、全体のシルエットはすっきりして見えるようになり、ダイエットの目的も達成されるでしょう。

しかし、ふくらはぎのダイエットにボトックスの注射を利用する際には、幾つか注意しなければならないことがあります。
まず、筋肉が萎縮するため、ボトックスの注射後は歩行の際に違和感を覚えることが多くなります。しかし、ボトックスを注射してからしばらく経過すれば、この違和感は改善されます。
もう1つの問題は、ボトックスの注射によって起こる筋肉の萎縮効果は、半年ほどで軽減されてしまうということです。つまり、半年が経過すれば再び筋肉が通常どおりに活動を始めるため、ふくらはぎ周りのラインも元に戻ってしまうのです。維持するためには、継続的にボトックスを注射し続ける必要があります。
どちらかと言えば、半永久的なダイエットのためではなく、一時的にダイエットを成功させたいときに効果を発揮する手段といえます。
結婚式や同窓会など、すっきりした姿を見せつけたいという状況に面したとき、事前に講じておく手段としては最適なものでしょう。